ヤモリ
セキヨウトカゲモドキ(夕陽蜥蜴擬) Coleonyx fasciatus アメリカトカゲモドキ Coleonyx 属を現地観察する。トカゲモドキフィールドワークとして、国産ゴニの2ステップほど高次難易度な目的を達成してきました。とはいえ、種によっては行けば必ず見れるよ…
ヤモリ雑誌 〈Gecko Essence〉 ★完売 250部★ Bamboo's Gecko のAyumu氏とヤモリのそれぞれ得意な部分に焦点を絞った雑誌を合作しました。Ayumu氏からは"ブリード"の観点より7種、私からも"フィールド"の観点より7種、計14種をまとめた内容になります。販売は…
タカラヤモリ Gekko shibatai タカラヤモリは吐噶喇列島宝島にのみ生息するヤモリで、その見に行きにくさは前述トカラハブの記事のとおりです。特徴は黄色い口先と、そこそこ複雑な背模様でしょうか。島内では個体数が多く、競合する他のヤモリもいないため…
オガサワラヤモリ クローンB 大東諸島 Lepidodactylus lugubris "Clone-B" オガサワラヤモリは単為生殖種ですが、クローンタイプによる遺伝的多様性を秘めた可愛いヤモリです。一般的に知られているのは日本の南西諸島で広く見られるクローンC or Aですが、…
ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui 慶良間諸島の一部(渡嘉敷島・阿嘉島)に固有のクロイワトカゲモドキ亜種:ケラマトカゲモドキ。本亜種は赤眼とマッチしたオレンジの体色が特徴で、国産ゴニではケラマが一番好きという声も多い種です。…
シルバーアイキャットゲッコー キャットゲッコーには現在3タイプの流通があります。マレーキャットゲッコー(ブラックアイ)、ボルネオキャットゲッコー(グリーンアイ)、そしてシルバーアイキャットゲッコーです。マレーとボルネオはそこそこ流通があり、…
ボルネオキャットゲッコーF2(2019CBからのF2) ボルネオキャットゲッコー2019CBs ボルネオキャットゲッコーは2019CBが順調に育っており、同ケースでまとめて管理をしていました。そしたらどうでしょう。腹に卵のようなものが見え始めました。生後1年半とい…
クメトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae yamashinae 久米島固有のクロイワトカゲモドキ亜種:クメトカゲモドキ。クメは国産ゴニの中でも見やすい方で、行く先行く先に現れてくれました。夜間に岩がゴロゴロしている場所を探すのが手っ取り早いですが、適当…
Breeding of Malay Cat Gecko Aeluroscalabotes felinus. マレーキャットゲッコー♀親1 実は今年マレーキャットゲッコーをトリオで導入し、ブリードに挑戦していました。ボルネオができたんでマレーもできるだろうと思い、全く同じセットで飼育していたら特…
オビトカゲモドキ Goniurosaurus splendens オビトカゲモドキは徳之島固有のキョクトウトカゲモドキです。クロイワの亜種ではなく、別種として分類するのが有力なようです。国産ゴニの中でも特に小柄で、シェルピンクの体色も相まってとても可愛い印象。県指…
タワヤモリ Gekko tawaensis 瀬戸内海沿岸域の周辺における海岸沿いから山地の岩場に生息している西日本固有種。九州では大分県が有名です。体色を大きく変化させるため、夜間の平常時はニホンヤモリより少し模様が強いかな程度ですが、興奮時は美しい黒と金…
ボルネオキャットゲッコー2019CB ボルネオキャットゲッコー2019CB ボルネオキャットゲッコーのブリードに成功してから、ベビーの飼育には四苦八苦しています。実は前回の記事以降も何個も卵を産んでくれて、何匹ものベビーが孵っていましたが、半数以上を失…
エベナビアゲッコー Ebenavia gecko ※2019年12月29日投稿、2022年10月29日加筆。 エベナビア属は6種に分類されていますが、入荷した際はエベナビアゲッコーと括られているのみで同定されていません。日本への入荷が1種だけならそれでもまぁ良いのかもと思…
ソバージュババイヤモリ Bavayia sauvagii ババイヤモリ属はニューカレドニア固有のヤモリ群で、最も見やすい属群です。12種ほど分類されており、ニューカレドニアと周辺島々に多様に分布しています。今回のニューカレドニア遠征は乾燥が酷く、全くヤモリが…
ニシヤモリ Gekko sp. 言わずと知れた国産未記載ヤモリの一つ(2019年8月時点)。ニシヤモリは九州西部に分布し、存在は広く知られていますが未だに記載されていません。産地としては五島や平戸が有名です。ちなみに写真の個体はこの産地じゃありません。パッ…
ヒョウモントカゲモドキ レオパードゲッコー Eublepharis macularius スーパーレーダー 爬虫類飼育を始めて5年くらいなんですけど、ようやくレオパに手を出しました。ヤモリ好きの爬虫類飼育者で逆に何でこれまで手を出してなかったかというのは、、、。飼…
ニホンヤモリ Gekko japonicus ニホンヤモリは日本本土で最もよく見られるヤモリです。平安時代に大陸から木造船に乗ってやってきたと言われています。建造物でよく見られるので、都心において最も馴染み深い爬虫類です。都心3区でも簡単に見れますし、上の…
クロイワトカゲモドキ南部 Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae "Southern type" クロイワトカゲモドキは北部と南部で形態的な傾向の差があり、背中の模様に最もそれが現れます。分化が起きているという話もありますね。というわけで南部の個体群を見てきました…
イトコホソユビヤモリ Cyrtodactylus consobrinus ちょくちょく流通してるホソユビヤモリの一種で、かなり大型になります。やはりこの辺は岩を好むのかなという感じです。でもマルメスベユビヤモリとは棲み分けていました。形態やサイズはトカゲモドキに近い…
オンナダケヤモリ 恩納岳守宮 Gehyra mutilata オンナダケヤモリは東南アジアから太平洋の島々に広く分布しており、日本においても南西諸島で見られます。広く分布してはいますが、環境要求にほんのちょっとクセがあるのかどこでも見つかる感じではないです…
Breeding of Borneo Cat Gecko Aeluroscalabotes felinus. 念願のボルネオキャットゲッコーのブリードに成功しました。本種は1年半ほど飼育をしており、ずっと殖やしたいと思っていた種でした。 オスもメスもめちゃくちゃ良く餌を食べるなと思っていたら、シ…
オガサワラヤモリ クローンA Lepidodactylus lugubris "Clone-A" Mourning Gecko "Clone-A" オガサワラヤモリは単為生殖するヤモリで、太平洋、インド洋の熱帯亜熱帯に広く分布しますが移入のものもかなり多いです。日本では琉球列島と小笠原諸島で見られる…
フタホシヤモリ Gekko monachus 東南アジアに広く分布する中型のヤモリで、全長20 cm程度にまで成長します。この写真のはボルネオで撮ったものです。山間部のジャングル沿いにある木造人工物にいました。フタホシヤモリという和名は非常に紛らわしいというか…
ボルネオキャットゲッコー Aeluroscalabotes felinus キャットゲッコーのボルネオ個体群。普通に亜種もしくは別種に分けていいくらいには差異があると思いますよね。大きく3集団あると考えていますが、一部中間形質のものもいるので難しいです。ここの分類…
ミナミヤモリ Hokou (Kwangsi) Gecko Gekko hokouensis 八丈島にはもともとヤモリは生息していなかったのですが、ミナミヤモリが移入しています。個体数は多く、探さなくてもかなり見つかりますね。海岸沿いと林縁に多く、オカヤドカリやクワガタを探してい…
ハントウマルメスベユビヤモリ Peninsular Rock Gecko Cnemaspis peninsularis マレーシア半島南部に分布しているマルメスベユビヤモリの一種。イロワケヤモリ(ゴナトデス)と違い、マルメスベユビヤモリは日本での知名度が極端に低い印象を持ちます。本属に…
ティティワンサキノボリヤモリ Titiwangsa slender gecko Hemiphyllodactylus titiwangsaensis マレーシアのパハン州の辺りに分布しているキノボリヤモリ属の一種。キャメロンハイランドで見ることができました。 This gecko is a kind of the genus Hemiphy…
クロイワトカゲモドキ Japanese Cave Gecko Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae 日本が誇るゴニウロサウルス。天然記念物に指定されています。Goniurosaurus kuroiwaeには5亜種が含まれており、G. kuroiwae kuroiwaeは沖縄本島に生息しています。これを見たい…