クロイワトカゲモドキ南部

クロイワトカゲモドキ南部

Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae "Southern type"

クロイワトカゲモドキは北部と南部で形態的な傾向の差があり、背中の模様に最もそれが現れます。分化が起きているという話もありますね。というわけで南部の個体群を見てきました。2月にも関わらず条件が良かったためそこそこの数を見ることができました。しかし謎に活性が高く、どの個体も人を見るや全速力で逃げていくので図太い個体に遭遇するまでなかなか撮影できなかったです。

そんな南部クロイワは聞いていた通り、背に綺麗な橙色から薄橙色の縦線が入っていました。個人的には北部のより綺麗だと思います。

それにしても南部の環境が好みすぎてめちゃくちゃ楽しかったです。ゴツゴツした石灰岩や無数に垂れ下がったガジュマルの気根。その隙間に潜むトカゲモドキ。最高ですね。さらにはそこにオカヤドカリ類も多数生息していました。自分の好きなものを詰め合わせたフィールドですよ。また行きたいなぁ。

結論：やんばるより南部の方が好き