Gekko japonicus
ニホンヤモリは日本本土で最もよく見られるヤモリです。平安時代に大陸から木造船に乗ってやってきたと言われています。建造物でよく見られるので、都心において最も馴染み深い爬虫類です。都心３区でも簡単に見れますし、上の写真も都心３区撮影です。そんな親しんできたヤモリを長崎でも見つけました。
東京本土とは違い長崎には他のヤモリ種も分布しているのですが、内陸はニホンヤモリの領域です。本種を狙って探すなんてことはあまりないと思いますが、昼間は排水穴や壁に立てかけてある板の裏などでよく見れますね。まぁ、長崎でヤモリ探しするとなれば目的は絶対にあのヤモリやこのヤモリでしょう。ニホンヤモリには大型の鱗（顆粒状鱗）が点在する特徴があるので、種判別の判断材料の一つとして役立つと思います。
あと実は長崎にしばらく住むことになったので、九州の生き物の記事が増えると思います。
