九州
ヤモリ雑誌 〈Gecko Essence〉 ★完売 250部★ Bamboo's Gecko のAyumu氏とヤモリのそれぞれ得意な部分に焦点を絞った雑誌を合作しました。Ayumu氏からは"ブリード"の観点より7種、私からも"フィールド"の観点より7種、計14種をまとめた内容になります。販売は…
シオマネキ Tubuca arcuata シオマネキ類は日本にて12種+α(偶産)が確認されており、そのほとんどが南西諸島に分布しています。そして本土でも認知度のあるのがこの総称と同一の標準和名を持つシオマネキTubuca arcuataです。日本でもトップクラスに有名な干…
ツシマカブリモドキ Damaster fruhstorferi ツシマカブリモドキは日本に分布する唯一のカブリモドキ類で、対馬が大陸の生態系を色濃く残していることを示す生物種の1つです。その立ち位置、そして非常に美しい構造色は言うまでもなく人気の要素で、対馬遠征…
ウンゼンルリクワガタ Platycerus delicatulus unzendakensis ウンゼンルリクワガタは長崎県雲仙岳と長崎佐賀の多良岳に分布するルリクワガタ亜種で、九州西部の特産種です。寸詰まり傾向の形態、青みの強さ等から亜種に分類されていますが、分類するほどで…
福家悠介・岩﨑朝生・笹塚諒・山本佑治,2021.五島列島福江島におけるミナミヌマエビの初記録.Cancer,30:63-71. www.jstage.jst.go.jp オープンアクセス 福江島のミナミヌマエビ ミナミヌマエビ Neocaridina denticulataは西日本に分布する陸封型のヌマ…
アカマダラの轢死体摂食 Lycodon rufozonatus rufozonatus 2021年台風9号による大雨の中、対馬でヘビ探ししたところロードキルされたヌマガエルを摂食しているアカマダラに出会いました。この写真はレンズに水滴付くのがもう防げなくて写り込んでしまってい…
九州南東部のムラサキオカヤドカリ Coenobita purpureus in SouthEast part of mainland Kyushu ムラサキオカヤドカリ 九州の南東部は黒潮の影響を受けるため、最も寒冷耐性を持つムラサキオカヤドカリは流れ着いて定着しています。再生産も確認されているた…
イキヒラタクワガタ Dorcus titanus tatsutai イキヒラタクワガタ 71mm イキヒラタクワガタは壱岐諸島に分布するヒラタクワガタの固有亜種です。日本で2番目に大きくなるヒラタ(もちろん1番はツシマ)で壱岐を代表する昆虫なのですが、壱岐はノコギリのギ…
カスミサンショウウオ Hynobius nebulosus カスミサンショウウオは西日本に広く分布する種とされていましたが、2019年に隠蔽種を分類する論文が出て9種に分かれました。それでは引き続きカスミサンショウウオであるのはどの地域のものかというと九州北西部…
タワヤモリ Gekko tawaensis 瀬戸内海沿岸域の周辺における海岸沿いから山地の岩場に生息している西日本固有種。九州では大分県が有名です。体色を大きく変化させるため、夜間の平常時はニホンヤモリより少し模様が強いかな程度ですが、興奮時は美しい黒と金…
カラスヘビ シルバーアイ Elaphe quadrivirgata "Melanism and Silver eyes" Double mutation カラスヘビは一般的にシマヘビの黒化型(メラニズム)個体のことを指します。本来シマヘビは茶色で、背に黒線が入る赤眼のヘビです(背の模様は差が大きい)。し…
イキシマカワリヌマエビ Neocaridina ikiensis 壱岐島(長崎県壱岐市)より発見され、2017年に記載されたカワリヌマエビ属の一種です。なんだかんだ日本のネオカリはミナミヌマエビやらイシガキヌマエビやらと属名が含まれない和名を付けられていましたけど…
ニシヤモリ Gekko sp. 言わずと知れた国産未記載ヤモリの一つ(2019年8月時点)。ニシヤモリは九州西部に分布し、存在は広く知られていますが未だに記載されていません。産地としては五島や平戸が有名です。ちなみに写真の個体はこの産地じゃありません。パッ…
フクエアオカナブン Rhomborrhina unicolor fukueana 五島列島福江島には青いアオカナブンがいる。そんな話を何年も前に聞いた時からずっと気になっていました。しかし東京からだとちょっと行きにくいし、他に見たいものもインパクトに欠ける感が、、、。そ…
ブチサンショウウオ Hynobius naevius ブチサンショウウオは2019年頭に隠蔽種の記載がされ、3種に分かれました。今回、真のブチサンショウウオ Hynobius naevius をGWに案内してもらいました。向かったのは九州北部の沢です。時期的にちょっと厳しいかもとの…
ニホンヤモリ Gekko japonicus ニホンヤモリは日本本土で最もよく見られるヤモリです。平安時代に大陸から木造船に乗ってやってきたと言われています。建造物でよく見られるので、都心において最も馴染み深い爬虫類です。都心3区でも簡単に見れますし、上の…