オガサワラヤモリは単為生殖種ですが、クローンタイプによる遺伝的多様性を秘めた可愛いヤモリです。一般的に知られているのは日本の南西諸島で広く見られるクローンC or Aですが、その2タイプから外れた模様を持っているのがクローンBになります。上の写真のとおり、大きな黒点模様を持っているためダルメシアンのような格好良さがあります。言うまでもなくこのクローンBは見たいヤモリの一種でした。見たいと思いつつもなかなか見に行けていなかった理由。それは日本での分布が大東諸島に限られている(一部報告例あり)ためです。