ケラマトカゲモドキ
Goniurosaurus kuroiwae sengokui
慶良間諸島の一部(渡嘉敷島・阿嘉島)に固有のクロイワトカゲモドキ亜種:ケラマトカゲモドキ。本亜種は赤眼とマッチしたオレンジの体色が特徴で、国産ゴニではケラマが一番好きという声も多い種です。航空券が高騰する連休に島へ行くなら、下手に飛行機を乗り継ぐよりチャチャっと本島から船で行ける島へ行った方が安くて混雑もなく楽しめるのではないかと思い、渡嘉敷島へ初上陸してきました。渡嘉敷島は生き物が見やすいと言われていたとおり、苦労することなくケラマトカゲモドキがポロポロと姿を現してくれました。
比較的オレンジ色の濃い個体。色味には個体差が大きいようで、ピンクに近い個体も普通に見られます。それと、渡嘉敷島の山中は蚊が多いのか、よく刺されているのを見かけました。蛇とかはその辺寄せ付けないでしょうが、ヤモリは硬い鱗で防御されていないので格好の餌食ですね。人からしたら小さな蚊も、ヤモリにはたまったもんじゃないですよね。
幼体は色味が濃いです。可愛い、というよりは小さな時から凛々しい格好良さ。抱卵したメス個体(1枚目の写真)も、ハッチして数週間という幼体も見られたので満足です。
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