Gelasimus jocelynae
本種の成体は甲羅下辺部に水色を呈すことと、オスは右鉗脚が大型化する傾向があります。大鉗脚は上半分が白色を、下半分が橙色を呈し、縦幅があるため盾のようです。一大ミナミヒメシオマネキ生息地に行ってみると、それはそれはたくさんいました。そして数がいればオス同士の闘争が起こるもの。
互いに大鉗脚を用いて挟み合いの力くらべをした結果、身体ごと投げられています。
こちらは手前のオスが大鉗脚で相手を弾き飛ばしていました。飛ばされた方は見事にひっくり返っています。なんというか、クワガタの闘争に似ている印象を持ちましたね。ウェービングをしているものや泥だんごを作っているもの、争っているもの、食われているものと見ていて飽きません。