シオマネキ
シオマネキ Tubuca arcuata シオマネキ類は日本にて12種+α(偶産)が確認されており、そのほとんどが南西諸島に分布しています。そして本土でも認知度のあるのがこの総称と同一の標準和名を持つシオマネキTubuca arcuataです。日本でもトップクラスに有名な干…
オガサワラベニシオマネキ Paraleptuca boninensis 小笠原諸島固有のシオマネキで、父島のかなり限られた場所にのみ生息しています。そのことから2019年2月6日に種の保存法に指定され、保護種となりました。ほぼベニシオマネキと変わらない印象を受けますが…
ミナミヒメシオマネキ Gelasimus jocelynae 本種の成体は甲羅下辺部に水色を呈すことと、オスは右鉗脚が大型化する傾向があります。大鉗脚は上半分が白色を、下半分が橙色を呈し、縦幅があるため盾のようです。一大ミナミヒメシオマネキ生息地に行ってみると…
リュウキュウシオマネキ Tubuca coarctata 幼体は甲羅が赤色と黄色、歩脚が青色ととても派手な色彩をしています。成長に従い甲羅が黒くなっていき、上部に白線が残ります。ヤエヤマシオマネキにかなり近い体色や形態をしているので、注意が必要です。今回コ…
ヤエヤマシオマネキ Tubuca dussumieri の幼生についての記事です。シオマネキ類の幼生飼育を経験しておこうと思いまして、八重山でヤエヤマシオマネキを採集してきました。抱卵したメスを孵化槽に移し、放幼を待ちます。無事放幼が行われ、得られたゾエア幼…
オキナワハクセンシオマネキ Austruca perplexa 南西諸島で最も一般的に見られるシオマネキの一種。白色、灰色、黒色で構成された体色をしているが、雄の大鉗脚は成長に従い黄色味を帯びます。シオマネキ類は捕獲難易度が高く、動くと危険を察知してすぐに巣…
Austruca annulipes インド洋から東南アジアに広く分布する種で、体色の個体差も大きいようです。泥環境より砂環境に多く、綺麗な砂団子を作っていました。 こっちは赤みの強い個体ばかりでした。別種を疑いたくなりますが、同種(のはず)です。どちらもボ…