ヤシガニ幼体
Coconut Crab (robber crab) juvenile
Birgus latro
ヤシガニの幼体は貝殻を背負います。どの程度のサイズまで貝殻を背負っているかというと、貝口直径10〜15mm程度といったところでしょう。この貝殻入りヤシガニは非常に珍しく、本当に見つかりません。よく野外で大きめのオカヤドカリ類を見つけた方々が、ヤシガニの幼体だ！と騒いでいますが、素人が適当にビーチや海岸林を歩いていて見つけられるような代物ではないのです。夜に人が寄りつかない僻地かつ、そういう環境に行く、つまりは人骨を見つけることも珍しくないような活動が必要です。私も見つけてます。結構、あっ……。スゥー…。うん。なんかすみません。ってなりますよ。そんな知見の乏しいヤシガニ幼体について短報を出しました。ヤシガニ幼体はヤドカリの期間でもヤドカリらしからぬ行動をするという報告です。興味のある方はぜひ覗いてみてください。
Coconut crab juveniles carry shells on the back which like a hermit crab. And coconut crab in this period are rarely found. I wrote a paper on a coconut crab juvenile with little such knowledge. The title is "Defensive behavior of coconut crab juveniles". This is a report paper in Japanese. The content is that coconut crab juvenile acts to kick other individuals.
