ヨロイオオムカデ
ボルネオへ生き物探しに赴いたところ、このようなとんでもないものが見つかりました。ムカデ界の異端種、通称ヨロイオオムカデ。AntRoomさんが飼育されていることで有名ですね。飼育されている3匹とも茶黒色の脚をしているので、そういうものだと認識していましたが今回見つかったのは赤脚でした。見つけた時はヨロイオオムカデである確証を持てず、宿に戻ってムカデ屋の知り合いに深夜3時にも関わらず連絡してしまいました。本種はフィリピン、マレー半島、ボルネオ島で確認されており、ボルネオがタイプ産地だそうです。調べてみたところ、ネット上にも赤脚の写真が1枚ですが見つかりました。ScolopendraよりRhysidaに近いそうなので、ヨロイオオムカデではなくヨロイムカデの方が良さそうですがオオムカデ呼びしたくなる格好良さですよね。
Very very very rare centipede. I found this in Borneo. So gentlemind centipede, this don't bite human. And, to a very rare things eat only millipide.
ではなぜ本種がムカデ界の異端種と呼ばれているのか。それは特殊な生態にあります。まず本種はヤスデに擬態しています。動きはゆっくりで、脚の運びもヤスデそのもの。温厚で人を咬まないのでハンドリングところか摘み上げることもできます。そして刺激を受けると写真のように丸くなる、ヤスデの防御行動を取ります。甲も硬く、まさに鎧のようです。そして食性も異質で、ヤスデ専食です。
ヤスデの口に毒牙を差し込み、毒を注入してゆっくりと節を解体して中身を摂食します。
捕食後はこのように外骨格を残して綺麗に中身が抜き取られたヤスデの節が散らばります。
※2022年3月6日追記
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