ブルーレッグマンテラ
アオアシアデガエル
Mantella expectata
マダガスカルのイサロ周辺に生息するマンテラ（アデガエル）の一種です。ヤドクガエルと収斂しており、小型で有毒、そして美麗なカエルです。飼育に関して言えばヤドクより安くタフですが、流通が不定期でWCメイン、種のバリエーションも狭いという特徴を持っています。本種はそのマンテラの中でも写真の通り特に美麗です。しかし、コンディションと個体差で体色には大きくばらつきが出ます。上の写真は発色の良い個体がコンディションの良い時に見せる美しさです。
餌は例に漏れず、小型昆虫になります。２令程度のコオロギをメインで与えていますが、ヤドクより大きめのものも捕食できるので小さめのハニーワームなんかも与えています。シロアリなんかも良いのですが、ケースから取り出すのが結構面倒なんですよね。
ブリードはかなり難易度が高いらしく、国内ではされてないと思います。３年前くらいに海外CBが入った時はWCの４倍の値段でした。
自分の飼育環境全体は見せられないんですが、代わりにバンクーバー水族館（Vancouver Aquarium）の展示水槽を載せます。本水族館はカエルに結構力が入っていたので、もしかしたらブルーレッグマンテラも展示してるかなと思ったらちゃんとありました。本種はかなり臆病で、展示でも見つけるのは大変でした。写真では見えないですね。
