カエル
ミヤコヒキガエル Bufo gargarizans miyakonis 南西諸島唯一の在来ヒキガエルで宮古島とその周辺島嶼に分布していますが、大東諸島に移入しています。宮古島市では保全種に指定されているので、大東諸島で採集されたものが市場流通しています。保全されてい…
ブルーレッグマンテラ アオアシアデガエル Mantella expectata マダガスカルのイサロ周辺に生息するマンテラ(アデガエル)の一種です。ヤドクガエルと収斂しており、小型で有毒、そして美麗なカエルです。飼育に関して言えばヤドクより安くタフですが、流通…
キンスジアメガエル Litoria aurea キンスジアメガエルはオーストラリア南東部原産で、ニューカレドニアやニュージーランドに移入しています。原産地では減少しており、分布域が大きく狭まっています。アメガエル属に分類されていますが形態はトノサマガエル…
シロクチガエルの黄色色素欠乏個体 Axanthic individual of Chalcorana raniceps Caudata-第3号-の自然史ノートに投稿させていただきました。内容はChalcorana ranicepsの頭胴部7割ほどがアザンティックな幼体を見つけましたというものです。シロクチガエル…
トゲヒキガエル(仮) Phrynoidis asper マレーシアの渓流沿いでヒキガエルを見つけました。ヘリグロヒキガエルかなと期待せずに確認したところ、そこそこ大型でかつ皮膚が全然違いました。 全身がトゲトゲしていてめちゃくちゃ格好良いです。これは良いカエ…
ナミエガエル Limnonectes namiyei 沖縄島の北部である、やんばる固有のカエルです。水域依存度が高く、水場で多く確認されます。そして、忍者蛙なんて呼ばれるほど擬態が上手いです。大型になるカエルなのですが、転石帯では見事に石ころにカムフラージュし…
オキナワイシカワガエル 色彩変異 Odorrana ishikawae "Color mutant individuals" イシカワガエルの有名な色彩変異である青色個体(青イシカワガエル)を見ることができました。アザンティック(黄色色素欠乏)と呼ばれる突然変異の一種です。なんだかんだ2…
リュウキュウカジカガエル Buergeria japonica 南西諸島のカエルでは最普通種です。体色の個体差が大きく、茶色やクリーム色などもいるのですが、写真のような真っ黄色の個体もいます。なんだかんだいって真っ黄色の小型カエルって日本だと本種くらいなんで…
カニクイガエル Fejervarya cancrivora 両生類は淡水性であり、海水に浸かると浸透圧の関係で体内の水分がどんどん出て行ってしまい脱水症状によって死亡します。しかし、このカニクイガエルはマングローブ湿地つまり汽水環境に生息する世界で唯一の両生類で…
オオヒキガエル Rhinella marina オオヒキガエルは世界的に見てかなり凶悪な侵略的外来生物です。中南米に自然分布しますが、さまざまな熱帯亜熱帯の島嶼域に移入して現地の生物を食い荒らしています。私はオオヒキガエルが最強のカエルだと思ってます。理由…
アイフィンガーガエル Eiffinger's Tree Frog Kurixalus eiffingeri 日本のカエルで一番愛嬌があると思っています。なんというか、モチっと感が非常に良いです。樹上性のカエルで、葉の上でよく見かけます。日本では八重山諸島に分布し、見ることは難しくな…
エゾアカガエル Rana pirica 北海道に広く分布しており、普通種。この個体も札幌近郊で簡単に見つかりました。夕暮れの林内でストロボなし撮影をしたためノイズが酷いですね。ストロボ忘れたんですよ。水辺に多いので、サンショウウオを探していれば大体見る…